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ここでは、九工大に入学される方に向けて私たち「KIT-formula」の活動紹介を行います!

私たちがどのような活動を行っているかを知っていただけると嬉しいです!

「フォーミュラカー」という言葉に聞きなじみのない方もいるのではないでしょうか。フォーミュラカーとはタイヤとドライバーがむきだしになった一人乗りのレーシングカーのことを指します。

私たちKIT-formulaは、毎年夏に開かれる学生フォーミュラ日本大会に向けて部品の設計・製作を1年かけて行います。その過程でものづくりやマネジメントなど社会で役立つ様々な知識や経験を得ることができます!

学生フォーミュラ日本大会では、大きく分けて車両の運動性能を競う「動的審査」と資料の完成度を競う「静的審査」の二つがあります。例えば動的審査では75mの直線を走り加速性能を競うアクセラレーション、静的審査では設計の工夫を審査するデザインがあります。

大会についてより詳しく知りたい方は学生フォーミュラ公式サイトをご覧ください。(外部サイトに移動します)

ここからは一年間の活動の流れについて紹介します。先ずはコンピューター上でマシンの設計を行います。CADソフトで部品の3Dモデルを設計し、CAEで様々なシミュレーションを行って最適な形状を模索します。

※CAD…設計する際に使用するソフト

※CAE…CADで作った部品の性能を解析する際に使用するソフト

設計が完了してからは自らの手で製作を行います。金属加工・溶接・FRP造形など多種多様な作業を行うことができます!

マシンの製作が完了し次第シェイクダウン(=走行テスト)を実施し、以降は大会に向けて走り込みを行います。また、マシンのセッティングやデータの計測をはじめとする検証に取り組んでいます。

KIT-formulaは以下の体制で活動を行っています。各セクションについて詳しく紹介していきます!

パワートレインでは主にエンジン回りの部品を担当します。

・エンジンに向かう空気とエンジンから出ていく空気が通るラインを設計する

・エンジンがオーバーヒートしないための冷却パーツを設計する

・電装でエンジンを制御する

…などとエンジンに深く関われるのが魅力です!

サスペンションは足回りを設計したり、ステアリングやアクセルペダル・ブレーキペダルを設計したりとマシンが走るうえで欠かせないパーツを担当します!

ボディではマシンの骨格を成すフレームを製作したり、カウルやウイングを製作したりします。

フレームはマシンの剛性や安全性に深くかかわるため、とても重要なパーツです。

エアロはマシンに空気をうまく流してやることで運動性能を向上させることを目指しています。解析ソフトで空気の流れを見ることができ、とても面白くてやりがいがあります。

ボディは製作に時間がかかり大変ですが、その分組みあがったときの達成感も大きいです!

マシンを製作するうえで企業様からのスポンサーシップは欠かせません。企業様と直接連絡し、協力するという経験を積めるのも学生フォーミュラの魅力のひとつです。

興味がある方は気軽にXやインスタグラムのDM等で連絡ください!

また、部室の見学もいつでも受け付けています。一緒に最高のマシンを作りましょう!

X、インスタグラムはこちらから↓