KIT-formulaについて

活動目的

私達九州工業大学学生フォーミュラチーム(KIT formula) は、マシンの製作を通してものづくりの総合力を身につけることを目指しています。
設計・製作のみならず、企画、マネジメント、予算管理など実際のものづくりの現場で必要な能力を学びます。ものづくりの総合力を身につけるためには積極的に新しいことに挑戦する姿勢が重要だと私たちは考えます。

学生主体のチーム運営

ー見て、触れて、考えるものづくりー

私たちはレーシングカーの企画・設計・製作・試走そして実戦での運用を学生が主体的に行っています。その中で自分で見て、触れて、考えてチームを運営しフォーミュラカーを製作することを目指しています。計算やシミュレーション、実験などを踏まえて自分の頭で考えて行動していきます。

メンバーとチームが共に成長できる環境

ー設計過程の可視化、失敗から学ぶー

メンバーがそれぞれ自分にできることを探し、エンジニアとして成長できる環境を目指します。例えば、先輩は後輩に一方的に教えるだけでなく共に考えることが挙げられます。また、設計や製作に関する知識や技術を継承していくことが大切です。パーツの図面はデータとして残りますが、設計思想や過程は残りません。そこで仕様書や報告書として設計思想や過程で考えたこと、失敗したことを文章で残し、チームの成長に繋げます。

ものづくりの楽しさを忘れない

ー共通の目標を持ち、目指していくためにー

製作するマシンは100km/h 程度で走行するため、安全に十分注意し活動しなければなりません。また学生フォーミュラの活動は多くのスポンサーの方々や関係者の方々の支援で成り立っています。組織として活動する以上、好きなことだけをやることはできません。しかしその中でも、自分の設計したマシンが走る達成感などを通して、ものづくりの楽しさを忘れずに活動していくことを目指しております。